雑用をしながらPodcastを聴いていたら『ミッドエイジクライシス』という、初めて聞く言葉を耳にしました。
軽く意味も話していたけど、もう少し詳しく知りたくてググってみたところ〝ミッドライフ・クライシス〟とか〝ミドルエイジ・クライシス〟とも言うようですね。
仕事や私生活が落ち着いた中年期に「毎日楽しくない」「自分の人生、このままでいいのか」などと思い悩む「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」。「第二の思春期」とも言われる40~50代に、人が成熟していく過程で起こる自然な心の変化によって虚無感や焦燥感を抱くという、多くの人が直面する課題です。
引用:「毎日楽しくない」、中年期に直面する「ミッドライフ・クライシス」 40~60代アンケートで浮かんだ実態(テレ東プラス) - Yahoo!ニュース
毎日楽しくないとまでいかないけど、前は楽しいと思ってたことが楽しめなかったり〝このままでいいのか〟というより〝このままじゃヤバい〟とかなり思った時期がありました。
これって第二の思春期だったんですね?
個人差はあると思うけど、わたしの場合は、何となく衰えを感じ始めたのが40代半ばで、何となくだったのが実感に変わったのが50代に入ってからでした。
その辺りから『先のことを考えたらこのままではダメじゃない?』なんてことを考えて不安をふくらませて、3年前には今まで思いもしなかったことを始めてみたりして...
今まで思いもしなかったことをはじめたのは、これも第二の思春期だったから?でしょうか?
こういうのって、ほとんどの人が多かれ少なかれあるんだろうなと薄々は思いながらも、じっくりとそういうことについて誰かと語ったこともなく、なので多くの人が直面することを改めて知り、わたしだけじゃないことにちょっと安心しました。
そして、3年前に何を始めたかというと占いです。
Indeedで副業を探していて、占い師の募集が目に留まり『占い師ならずっとできそうやん?』というのが動機です。
それまで占いにはあまり縁がない方で、雑誌とかの星座占いと、コンビニにも置いてある細木かおり(細木数子)の年版の六星占術くらいで、占ってもらった経験もないので〝突然ですが占ってもいいですか?〟のイメージが強かったです。
それでも「そうだ京都、行こう。」と多分同じくらいのひらめきで「そうだ占い師、なろう。」と思いました。
なぜか迷いなどありませんでした。笑
約1年勉強して、オーディションなしで登録できるサイトに登録したり、オーディションも受けて業務委託もしたりして、今年の始めあたりまで活動していましたが、思ったほどの成果はなかなか出ませんでした。
今年の3月くらいにあることがきっかけで占いに対しての意欲が萎えて、お金をかけて勉強したんだし頑張らなきゃ、なんて思ってしばらく悶々としてたけど、ある日ふと、稼げれば占い師じゃなくても良くない?と思いました。
経済的なことや将来のこと、親のことや子供のこと、現実的な何かの変化はないけど〝占い師になる〟というこだわりを捨てたことで、ちょっと気持ちが楽になりました。
また、今では、なぜあんなに占い師にこだわっていたのだろうとさえ思います。
第二の思春期だったから?でしょうね?
大切なのは、自分のことをしっかり理解し、いい意味で"諦める"こと。実は、元々"諦める"というのはポジティブな言葉で、その語源は、明らむ、"つまびらかにする、明らかにする"こと。 生きていると、執着心などを手放せずに苦しむこともありますが、諦めて手放すことで、新しい何かを得ることもできます。諦めることは、悪いことばかりではないのです。
引用:「毎日楽しくない」、中年期に直面する「ミッドライフ・クライシス」 40~60代アンケートで浮かんだ実態(テレ東プラス) - Yahoo!ニュース
『新しい何か』はまだ得てはいないけど〝手放したことでできたスペース〟という準備はできている状態ということで。笑
そういえば〝手放す〟で、今思い出しましたが昨日は満月でしたね。
満月といえば『感謝して手放す』ですが、占いからしばらく離れていてすっかり忘れていました。
満月から新月へ向かう間も、取り入れることよりも手放す方が良いみたいなので、しばらくは手放すことを意識してやってみようと思います。